2013.12.09

銅鍋と粒あん

12月の初旬、スペシャルな御客様をおもてなしするために、
「まっちんのおやつ」という本を片手に、
仕事&家事のあと、夜な夜な、あんこを煮ていました。
試作最終日、ツヤピカで甘さもちょうどええ マイベスト粒あんができたー!

まっちんの「定番・どら焼き」は、とても簡単で、しみじみ美味しいのです。
今回は、どら焼き生地のレシピから、
全粒粉の部分を、うちの無農薬・玄米米粉に変えて試行錯誤。
誰かのために、心をこめて、くりかえし作るの、楽しいなぁ。

銅鍋で、小豆をコトコト炊く。
まるで、映画「めがね」のカキ氷屋、もたいさんのように。
小豆が餡子になる瞬間を見逃さないように。 集中して煉る。

いっぱい炊いた粒あんは、おしるこや、あんころ餅になり、
お客さま&うちのばあちゃん&こどものおやつになりました。
こういう懐かしいおやついいね。と、家族にも御好評いただき、ほっ。

このどら焼きは、深夜の試食。
ムフフのフ。

どら焼き試食

2013.10.08

とーちゃん 3023
とーちゃんを追いかけて、たたずむ娘。 1歳8ヶ月。

うしろ姿が切なくて、なんて声をかけたらいいのか、わからない。 

2013.09.25

ごはん膳 1200

稲刈り一段落で、この日は ひさしぶりに家で昼ごはん。
いつもは、田んぼの作業小屋で、泥やら埃まみれの中でお弁当を食べてるから、
家で、ごはん、というだけで、新鮮。 
なんなんだこの、ゆったり感。

とはいえ、新米出荷準備で朝からバタバタなので、ササっと用意できるもの。

feveさんで御縁をいただいた、たまちゃんの絶品らっきょ。
よしぼーせんせいに教えてもらった、おいしい舟納豆。
モコメシさんに教えてもらった、三尾農園さんの無農薬自然栽培梅干し。
アルミ段付き鍋で、パッと炊いた、うちの新米。七分づき米。

夏バテもせず、酷暑を乗り切れたのは、
人の手で、しっかり作られた食べもの のおかげだと思う。

ありがたい。

素食だけど、満ち足りた食事です。

2013.08.26

壁付け照明
鉄と古物の、ウォールランプ。 
可動式。

この照明器具は、ネジ一本、関節一つ一つのパーツまで、
鉄作家の伊香賀さんが自作してくださったもの。

夕刻、かぞくみんなと、作家さんで、記念の点灯式。

家の一角に、あたらしいのに 懐かしい ‘灯り’ が点った。
真っ白い壁に、なんとも美しい 影と光 が生まれた。

Iron warm – plus さんの作品は、ほんとうに 見事。
週末だけ開く、かっこいいアトリエ、ぜひ訪ねてみていただきたいです。

2013.08.06

8726 散歩
「種市」の余韻に包まれつつ、早朝から田んぼの草とりへ。

遠くに、田んぼの畦道を散歩する、母と、こども達。
母には、繁忙期の子守りをお願いして、故郷の広島から来てもらってる。

今日は、広島にとって、心鎮める日。

「種市」2日目の「今、子どもたちにできること」で聴いた
早川ユミさん・奥津典子さん・安斎明子さんの言葉が、
時間がたつほどに、ぐわんぐわんと自分の中で響く。

母は戦時中に生まれ、家族に守られ、なんとか生きぬいてきた。
こどもたちのこれからの日々。 わたしたちが、守りきらねば。

失った命への祈りを忘れず、平和な日々が続くことを、心から願う。