2014.11.15
「愛する人に、ご飯を炊こう」@東日本橋 gallery ヨルカ

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こめまつりが終わっても、ライス熱はさめやらず…。

愛する人に、ご飯を炊こう

東日本橋 ギャラリー・ヨルカにて。
今度は、真面目に、かっこいいこと、やります。

素晴らしいお櫃を作る ゆかい社中そらぐみ+司製樽
おいしいごはんと料理を作る ごはん同盟
ただひたすらお米を作る お米農家やまざき

それぞれの作り手と会話し、それぞれの作ったものを味わい、
なぜ、そこで生きるのか、それを生業にしているのか、探ってください。

それは、きっと、愛する誰かのために作られたものだから。

【暮しの道具とお米の販売】
・無農薬新米各種[米農家やまざき]
(天日干し米・白米・七分つき・五分つき・玄米・もち米 無農薬米の米ぬか・玄米粉・白米粉)
・櫃、飯きりなど[ゆかい社中そらぐみ・司製樽
・しゃもじ[miyazono spoon
・てぬぐい&ランチョンマット[kata kata
・枡重[yamasaki design works
・飯碗など[JICON 今村製陶
・徳島の食材いろいろ[阿波野菜コンシェルジュ高井綾子

JICON 飯碗
今回のFood Eventでは、今村製陶・今村肇さんとデザイナーの大治将典さんによって
佐賀で生み出された《JICON》の器を使って、お食事をお召し上がりいただけます。

この器を、私が初めてみたのが、まさにこの場所、ヨルカでした。
うちでは、ふちに鉄釉の入った飯碗を、親子して使ってます。手前が、息子の飯碗。

JICONには「磁今」という意味が込められているそうです。

「正直でうそのない暮らし、素材感のある暮らしを目指し、
 JICONは「生成りの白」を作り上げました。
 漂白されたような白ではなく、素材のそのままの白さを目指しました。
 釉薬はわら灰をベースにした天然由来の白釉を用いています。」

白いごはんが映えるのは、稲藁から生まれた白釉だったから。なのかも。
みて、ふれて、確かめていただきたい、美しい器です。

senkiya オカッテさん
「枡重」 ますじゅう、と読みます。
ヤマサキデザインワークスさんが作り出した、白木の器。
枡であり、お重。
出番が多く、使い勝手のいい、生活道具です。
素材は、木曽ひのき。
いい香りと、シンプルなデザインが、ごはんをより美味しく引き立ててくれます。

miyazono shamooji
さくら
くるみ
ほお
くり
木曽ひのき
5つの樹から、生みだされた杓文字。

スプーン作家のmiyazono spoonさんが、一年かけて作り出してくれたオリジナル杓文字。
この杓文字で、炊きたてごはんをよそってみてほしい。
その使い心地を知ると、きっと、笑顔になりますよ。

kata kata 手ぬぐい
kata kataさんが作ってくださった「ごはん党のためのランチョンマット」
田植えから稲刈りまで、季節の移ろいを1枚の絵にした おこめやま家オリジナル手ぬぐい
「稲作暦」
このランチョンマットと手ぬぐいの両方が揃うのは、今年、最初で最後。スペシャル出展です。
貴重な機会をお見逃しなく。

【FOOD EVENT by ごはん同盟
一汁三菜の会(やまざき米 × 徳島の食材)
11月22日[土] Ⅰ 11:30−12:30 Ⅱ 13:30−14:30
ごはん同盟 プロフィール写真
予約受付中(定員になり次第締め切らせていただきます。)
定員 | 各会 10名
料金 | 一席 2500円
時間 | Ⅰ 11:30−12:30 Ⅱ 13:30−14:30
*お食事の最後に、ごはん同盟と、お米農家やまざきが
 お米や食材や調理法についてお話しする「こめトーク」つき。
予約詳細は、ギャラリー・ヨルカのHPにて。

【3 Boz Bar】
11月22日 17:00−20:00
<バーテンダー 山崎宏、シライジュンイチ、池上芽衣>
*ご予約は不要です。

【おこわ & 3 Boz Bar】
11月23日[日] 16:00−20:30
Cash on Deliveryで やまざき米の数種のおこわとお酒が楽しめるBAR
1drink 500円~
*ご予約は不要です。

【トークと実演】
○米農家やまざき夫妻が語るお米作りのお話し(稲作暦 写真上映)
11月23日 [日] 16:00−16:30
Barタイムの最初に30分、やまざき&今回の参画メンバーをまじえて、お米作りの話しをします。

○会期中は、司製樽さん・ゆかい社中そらぐみさんが徳島からやってきて在廊してくださいます。
司製樽さん
司製樽の啓司さん。 腕と、人柄のいい、職人さん。
写真は、ごはんを練って《そっくい》という糊を作っているところ。
桶やおひつに使う木材を、くっつけるための糊。
ごはんを入れる道具だから、接着剤ではなく、糊もごはんで作る。
おこめ糊は、おひつとともに何十年も生き続け、粘着力は衰えないそうです。

今回のイベント限定で、お米農家やまざきのお米を糊として使った おひつ・桶・飯切が登場。
おひつや桶を作りあげる、職人さんの実演も見れます。
職人さんに話しかけるのは緊張するという方もどうぞご安心を。
司さんは、芸人さん級の、おしゃべり好きな徳島のあんちゃんですので!

味噌樽
彼の作る味噌樽は、見事な道具です。
今回は、オーダー制作も承りますよ。

この味噌樽の中には、去年うちで仕込んだ味噌が熟成しています。
大豆・麹・塩を素材にして、仕込んだ味噌。
今頃は、醤油のような「たまり」も、この中に溜まっているはず。

でも、染みひとつありません。
それだけ、つくりがいいということ。
一年使ってみて、実感しています。

この樽は、何年もかけて使い込むほどに、常在菌が住み着いて、
わが家の味噌を美味しく発酵させてくれます。
おばあさんになるまで、使い続けたい道具。

ちなみに、うちの寒仕込みの様子は、こちら

年が明ける頃、真冬の寒仕込みまでに、
手間のかけ甲斐がある道具を準備する。
これも立派な冬支度。
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○土曜日と日曜日、たった2日間だけ。夕暮れ時からオープンする、道具好きの集まるBar。
坊主頭の男子3人がバーテンをつとめる「3ボーズBar」にも、ぜひお立ち寄りください。 

御予約受付、HPにて、開始いたしました。

ヨルカDM 表