2018.03.06
世界のかごカゴアミドリ『わら細工たくぼのしごと展』

世界のかごカゴアミドリにて開催される『わら細工たくぼのしごと展
神話の里とよばれる宮崎県・高千穂郷は、古くからしめ縄づくりが盛んな土地。神社の鳥居やお祭りなど特別な行事に使われるだけではなく、どの家庭でも年間を通じてしめ縄を飾るなど、今なお人々の暮らしに息づいています。
創業から65年、高千穂郷のしめ縄づくりを続けてきた『わら細工たくぼ』の甲斐陽一郎さんは、2014年より三代目の後継者となり、職人としての活動をはじめました。これまで代々、副業でわら細工を続けてきましたが、これからの時代もずっと藁細工の伝統を続けていくために、あえて専業の職人としての道を選びました。
しめ飾りといえば、お正月に飾るイメージが強いと思いますが、この企画展では一年を通じて室内に飾る「縁起物のお飾り」と、わらを使った昔ながらの「生活道具」など、今の暮らしに取り入れたい、さまざまな種類のわら細工をご覧いただきます。
会期中は、甲斐さんによるトークイベントとワークショップを開催。また『お米農家やまざき』が愛情もって手がけたお米「ひなたの粒」も販売いたします。
かつて、毎日の食事に欠かせないお米のように、日本人の暮らしにとても身近だった稲わら細工のある暮らしについて、見て、触れて、感じてみていただければ幸いです。
【会期日程】 3月7日(水)~18日(日)※3/12(月)/13(火)休み
【トークイベント】 3月11日(日)
【ワークショップ】 3月12日・13日(月・火)