「お知らせ」でもお伝えさせて頂いておりますが、こちらでも。
お米農家・やまざき家のお米を日頃から召し上がってくださっている皆様、
そして先日の鬼怒川の氾濫により大きく被災、
稲刈り前に水没してしまった茨城の田んぼの復旧活動に心と体を尽くしてくださったたくさんの皆様、本当に本当にありがとうございます。
この度のことで私ども家族、田んぼ、お米のことをご心配・応援頂く声をたくさん頂戴しました。
ご心配だけでなく、力も貸してくださった皆様への感謝は尽きません。
まだまだ復旧作業のすべてが完了した訳ではなく、
引き続きもうひとつの埼玉の田んぼの稲刈り、ご予約頂いた新米のお届けなど、
米農家・やまざき家もめまぐるしく過ごしております。
そんな慌ただしい中でも一番気がかりだったのが、水没してしまったお米が
安心して召し上がって頂ける状態にあるかのどうか。
私たち作り手が見て触って食べてみた印象に加えて、きちんと科学的証拠を出したいということ。
長年のお米づくりの経験から言うと、水に浸かってしまった時点の稲は
すでにふくふくと実り、新米ならではの瑞々しさに溢れた時期に来ていたため、
水没した時点で外部から何かを吸収する時期・状態にはなく、
春から初秋までの稲の生育期間中に吸い上げた水分や養分以外のものは吸うことはありません。
が、田んぼが湖になった様子や、水がひいたあとのがれきが残った田んぼの様子を見ると、
「お米が汚れを吸ってしまったのではないか」
「水没したお米は無農薬とは言えないのではないか」
「お米はおいしくても、周りから生活用水などが溢れ出したことで雑菌がつくのではないか」
自然の天候にあわせて農作業を積み重ねてきた私たちにとっては、
とても苦しくつらい印象ではありますが、
そう不安に思われてもおかしくないくらいの大きな被害でしたので、
レスキューできたお米を詳細に調べるべく、つくば分析センターに検査を依頼致しました。
少しでもお米を美味しく食べて頂くための安心につながれば、と祈るような気持ちでしたが、
無事「残留農薬250品目検査&放射性物質検査も検出せず」!!!!!
うれしいおしらせです!!!!
長くなりますが、すべての項目をここに公開させて頂きます。
皆さんに守り抜かれた「ど根性米」安心してお召し上がりいただけます。
ただ、収量が例年より激減してしまっていること、
早くからご予約をくださっていた方から順にお届けしたいことなどから、
出荷できるお米に限りがあります。
また、出荷前にお米2種のどちらかをお選び頂いているため(ひとつ前のお知らせをご覧下さい)、お届けまでにお時間を少々頂いております。どうか、ご了承くださいませ。
また、今回の被災により、田んぼ、お米そのものの被害にとどまらず、
農機具等の故障による修理代等でのさらなる被害が続いております。
うれしいご報告をさせて頂いた矢先ですが、
引き続きの応援、支援を賜りたく思っております。
近日中に、おこめやまデザインチームと共におこめやまファウンド(仮名)を立ち上げる予定です。
そちらも併せて、説明、ご理解をお願いをできればと思いますので、
引き続き、お気に留めて頂けたら大変嬉しく思います。