2016.03.09
春は、もうすぐ。

決壊現場

【おこめやま家・本年度の田植えについて】
in-kyo・フラスコ・SML・アトリエテンポで開催したお米農家やまざきチャリティキャラバン
webで展開しているおこめやま応援金プロジェクト
巣巣で開催した おむすびミュージック
さらに、in-kyoさん・jokogumoさん・こにまるカフェさんなど、個人店主の皆さんが募ってくださった義援金。
ミュージシャンのHARCOさん、キムウリョンさん自らLIVE会場で声かけとともに募ってくださった義援金。
Style’s Cakes&Co.さんや、紅茶と食と台所「糸」さんでのチャリティイベント。

すべての応援企画を通じて、みなさまからいただいた応援の気持ちが詰まった支援金のおかげで、
今年も米づくりを続けられる見通しが立ちつつあります。
詳細はまた改めて御報告させていただきますが、お力添え&おはこびいただきましたみなさまに、
深く御礼申し上げます。
状況は厳しく、災害によって発生したマイナスは大きいですが、力を合わせて前に進みますので、
引き続き応援していただければ幸いに存じます。
「おこめやま応援金プロジェクト」は春まで継続して、受付しております。
ご一読いただき、もしお力添えいただければ助かります。どうぞ、よろしくお願いいたします。

「田植え」について、お知らせがございます。
常総市土地改良区からの通達によると、例年の田植え時期には水路の復旧工事が間に合わず、
5月中旬以降に田植えを延期するようにとのこと。
水が来ないことには田植えは出来ないので、当初予定していた5月初旬のGW連休ではなく、
5月20日頃のスタートになりそうです。
参加を予定してくださっていたみなさま、
申し訳ありませんが、スケジュールの再調整をお願いいたします。

それにともない、籾蒔き、稲刈りなどの年間スケジュールも大幅に変更することになります。
うちのように埼玉・茨城と2箇所で作付けをしていると、
成長段階や作業が重ならないように計画することが必要になり、これまでとは大きく順番も変わります。
気温が跳ね上がる時期なので、その誤差も含めて算段するのはなかなか難儀すると思われます。

籾蒔きから収穫まで、これまで主人が20年続けてきたサイクルを大きく変化させながら、
よく観察しながら、農作業を進めたいと思います。

今日は常総市にて新聞社さんの取材を受け、田んぼで少し作業して、農機具屋さんへ諸々相談に。
街はだいぶ復旧していますが、決壊したあの場所の付近は更地のまま。
あの濁流にも流されなかったヘーベルハウスは健在です。
土が盛られ、着々と進んでいる工事を遠巻きにみてきました。

田んぼの畦道には、オオイヌノフグリがたくさん咲いていて、桜の樹もほんのり色づいて。
泥水の底に沈んだ土地や木々は、しっかりと生き返っていました。
植物は強い。